みなさま こんにちは!不動産部の千野です。本日、13時40分よりGメッセ群馬 中会議室202号室にて第242回目となりました上毛夢俱楽部セミナーを開催いたしました。令和8年最初のセミナーとなりましたが昨日の暖かさとは一変、冷たい風が吹く中での開催ではございましたが約40名の会員様にご参加いただきました。ご参加いただいた会員様におかれましては お忙しい中、誠にありがとうございました。

さて、本日のセミナーは第1部にレギュラー講師陣の中から 高橋功税理士事務所より税理士の 高橋 功 氏に【不動産の有効活用について】を遊休土地の活用方法や賃貸不動産を活用した相続税対策について、具体的な数値や事例を交えながらご講演いただきました。まずは賃貸用不動産を取得・建築した場合の相続税評価の仕組みについて説明がありました。土地は貸家建付地、建物は貸家として評価されることで、自用の場合と比べ評価額が大きく下がる点が特徴です。実際の設例では、土地と建物を合わせて1億円を超える評価減となるケースも紹介され、賃貸経営が相続対策として高い効果を持つことを教えていただきました。一方で、相続直前の不動産取得や、節税のみを目的とした投資には注意が必要であることも強調されました。近年の最高裁判決を踏まえ、評価額と実勢価格に著しい乖離がある場合には、税務署から時価評価を求められるリスクがあることが説明され、対策の時期や目的の重要性を改めて示していただきました。また、不動産管理会社を設立し法人として不動産を保有する方法についても解説がありました。法人化により、所得の分散や税率差の活用といったメリットが期待できる一方、法人運営に伴うコストや株式が相続財産となる点など、デメリットも理解したうえで検討する必要があるとのことでした。今回のセミナーを通じて、不動産の有効活用は相続税の軽減だけでなく、将来の納税資金の確保や安定した収益につながる可能性がある一方、安易な節税対策は思わぬリスクを招くことも再認識しました。相続対策は早い段階から専門家と相談しながら進めることが重要であると感じられる内容でした。この時期は確定申告の準備をされている会員様も多いかと思います。賃貸経営において毎年欠かすことのできない確定申告。申告に不安がある場合や今後の対策を含めて検討したい方は早めに功先生を始めとした専門の方へご相談されることをおすすめします。

続いて第2部はレギュラー講師陣の中から 一般社団法人 資産活用大学 代表理事の 岡本 誠司 氏に【緊急告知、金利引き上げ!!~アパートローンにどう影響するのか?~】をご講演いただきました。今回のセミナーでは直近の経済情勢を踏まえながら、今後の賃貸経営で特に重要となる金利との向き合い方について具体例を交えて解説が行われました。冒頭で協調されたのは「賃貸経営において金利は生命線である」という点です。日本は長らくゼロ金利、マイナス金利という特殊な環境が続いてきましたが、現在は明確に金利のある世界へ移行しています。実際に政策金利の引き上げや長期金利の上昇等の動きが現実のものとなっており、これまでと同じ感覚で賃貸経営を続けることはリスクが高まっていると指摘されました。金利が上昇すると毎月の返済額が増えるだけでなく、経営全体にさまざまな影響が及びます。特に金利が1%上昇するだけでも総額返済が数千万円単位で増えるケースがあることが具体的なシミュレーションで示されました。これからの時代はキャッシュフロー重視の視点が不可欠であることがお話しにありました。そのためには金利動向への敏感な対応、借入条件の定期的な見直し、空室対策への本気の取り組みが重要になってくるそうです。銀行に任せきりになってしまっている方は一度 見直しをしてみるのも良いかもしれません。金利上昇は避けられない環境変化ですが、正しい知識と早めの対応によって、賃貸経営を守ることは可能であるとお話しがありました。今後は空室対策、金利対策、キャッシュフロー管理の3点を意識した経営がますます重要になっていくようです。

さて、次回の上毛夢俱楽部セミナーは2月8日(日)13時40分より開催いたします。会場は今回と同じ 高崎市岩押町のGメッセ群馬202号室 での開催となります。詳細は改めてご案内させていただきます。みなさまのご参加を心よりお待ちしておりますので是非ご参加ください!