みなさま こんにちは!不動産部の千野です。本日、13時40分よりビエント高崎602号室にて第245回目となりました上毛夢俱楽部セミナーを開催いたしました。新緑鮮やかな季節での開催となりましたが約40名の会員様にご参加いただきました。ご参加いただいた会員様におかれましては お忙しい中、誠にありがとうございました。

さて、本日第1部のセミナーはレギュラー講師陣より石原・関・猿谷法律事務所より弁護士の 関 夕三郎 氏に【実例で学ぶ!地主・大家のための不動産トラブル予防・対応術】をご講演いただきました。

1.死亡=契約終了ではないという法的現実 賃借人が死亡しても契約は当然には終了せず、賃借権は相続人に引き継がれます。単身入居者の場合、相続人の特定や残置物の処分に多大な労力と費用がかかることが、オーナー様にとっての大きなリスクとなります。

2.法改正による新たな解決策「居住サポート住宅」 昨年10月施工の改正法により、見守り支援や家賃債務保証がセットになった「居住サポート住宅」制度が始まります。これによりオーナー様が抱える不安が制度的に軽減されることが期待されます。

3.今すぐできる実務的な備え セミナーでは死亡時に契約が終了する「終身建物賃貸借契約」の活用や生前に残置処分を委任しておく契約の締結など具体的な防衛策が提示されました。「高齢入居」をリスクとして遠ざけるのではなく、最新の制度を活用して安定した賃貸経営につなげる視点が重要です。

高齢者の入居は怖いと門戸を閉ざすのではなく、制度を正しく理解し活用することで安定した賃貸経営につなげることが可能になるというところが非常に印象的でした。

続いて第2部では同じくレギュラー講師陣より一般社団法人 資産活用大学 代表理事の 岡本 誠司 氏に【最近の相続税等の改正も含め再度、相続(税)・贈与について考える!!】をご講演いただきました。

1.相続・贈与税の本質と「家族の未来設計」 相続税や贈与税は単なる「税金の仕組み」ではなく、国が目指す「富の再分配」という側面があるそうです。岡本先生は これらを単なる節税対策として捉えるのではなく、家族の資産をどう活かし、次世代へどう繋ぐかという「人生設計」の問題として向き合う重要性を強調されました。

2.最新の改正を踏まえた生前贈与のあり方 近年の改正により暦年課税や相続時精算課税制度の仕組みが変化しています。いつ、誰に、どのような形で資産を移転するのが最適なのか?遺言書の作成、民事信託、後見制度との組み合わせなど多角的な視点から検討する必要があるそうです。

3.事例に学ぶ「想定外」への備え お話しの中で突然の相続発生時に遺言書がなかったケースなど具体的な事例研究も行われました。資産規模や家族構成に応じた事前のシミュレーションが将来のトラブルを防ぐ鍵となるようです。

「節税」という目先の数字にとらわれず、家族にとって最善の形を模索することが真の資産活用に繋がるのかと感じました。

さて、次回の上毛夢俱楽部セミナーは6月7日(日)13時40分より開催いたします。会場は今回と同じ 高崎市問屋町のビエント高崎602号室 での開催となります。詳細は改めてご案内させていただきます。みなさまのご参加を心よりお待ちしておりますので是非ご参加ください!