
みなさま こんにちは!不動産部の千野です。本日、13時40分よりビエント高崎602号室にて第244回目となりました上毛夢俱楽部セミナーを開催いたしました。2ヶ月ぶりのセミナーとなりましたが桜の花が咲くあたたかい気温の中での開催となり約40名の会員様にご参加いただきました。ご参加いただいた会員様におかれましては お忙しい中、誠にありがとうございました。
さて、本日第1部のセミナーは株式会社リクルート賃貸Division中日本賃貸営業部 中日本1グループより 中村 光太 様に【群馬県マーケット概況報告と最新動向データ】をご講演いただきました。まず印象的だったのは、日本の住宅市場が「量→広さ→品質→ストック活用」と時代ごとに大きく変化してきたという点です。そしてこれからは、人口減少・高齢化・単身世帯の増加を前提とした「選ばれるエリア」と「そうでないエリア」の二極化がさらに進むという点は、賃貸管理の現場においても強く意識すべきポイントだと感じました。特に興味深かったのは、世帯数が増加している一方で人口は減少しているという点です。これは単身世帯の増加を意味しており、従来のファミリー向け中心の考え方だけでは対応できない市場になっていることを再認識しました。実際に、間取りのコンパクト化や1LDK・2LDKの需要増加など、商品設計にも大きな変化が見られています。また、住宅設備や間取りに関しても「スペースパフォーマンス(スペパ)」という考え方が重要視されている点が印象的でした。単に広いだけではなく、いかに効率よく使えるか、特に収納の設計が物件価値を左右する時代になっていると感じます。現場でも「収納が少ない」というクレームは多いため、非常に実務に直結する内容でした。さらに、コロナ禍以降の生活スタイルの変化も無視できません。在宅時間の増加により、ワークスペースや防音性、空調性能など「家での快適性」がより重視されるようになっています。一方で、バルコニーや来客用スペースといった従来重視されていた要素が不要とされる傾向もあり、時代の変化を強く感じました。若年層の価値観についても興味深く、「家は所有するもの」という考え方から「必要に応じて使い分けるもの」「投資対象」として捉える傾向が強まっている点は、今後の賃貸需要を考える上で重要な視点だと思います。特に、柔軟性や合理性を重視する傾向は、賃貸市場にとっては追い風になる可能性が高いと感じました。不動産業界は単なる「住まいの提供」から「ライフスタイルの提案」へと役割が変化していることを改めて実感しました。今後は、立地や設備だけでなく、入居者の価値観や生活スタイルをいかに捉え、物件に反映できるかが重要になってくると考えます。

第2部では渋沢テクノ建設株式会社 企画営業部の堀田より、実際の事例をもとにした【リアルな土地活用】についてご紹介させていただきました。事業用定期借地や障がい者グループホーム、貸事務所、戸建賃貸といった複数の事例を通じて、それぞれの収益性やリスク、出口戦略k迄具体的にお伝えしました。単なる理論ではなく、実際に当社で手掛けた事例であるため、参加された会員様にとってもイメージしやすい内容だったのではないかと感じております。特に印象的だったのは現在の土地活用において「建築費の高騰」と「金利上昇」という外部環境の変化が大きな影響を与えている点です。その中で、立地に応じた用途選定と無駄を省いた合理的な計画がこれまで以上に重要になっています。また、「何もしないことがリスクになる時代」という点も多くの会員様にとって重要な気付きになったのではないでしょうか?実際に数年前には成立していた事業計画が現在では成り立たないケースも出てきています。今後も当社では実例に基づいた有益な情報提供を通じて、会員様の資産活用をサポートしてまいります。

さて、次回の上毛夢俱楽部セミナーは5月10日(日)13時40分より開催いたします。会場は今回と同じ 高崎市問屋町のビエント高崎602号室 での開催となります。詳細は改めてご案内させていただきます。みなさまのご参加を心よりお待ちしておりますので是非ご参加ください!