みなさま こんにちは!不動産部の千野です。
本日、13時40分よりビエント高崎6階202号室にて第229回目となりました上毛夢俱楽部セミナーを開催いたしました。前回は上毛新聞社様主催 安心の土地活用経営セミナーという事で広く参加者様を募ってのセミナーでしたので、上毛夢俱楽部セミナーは1ヶ月ぶりの開催となります。本日は雨も心配されましたが過ごしやすい気候で、約50名の会員様ににご参加いただきました。ご参加いただきました会員様におかれましてはお忙しい中、誠にありがとうございました。
さて今回のセミナーでは第1部に株式会社ファルベ代表取締役 石川 真樹 氏に【成功する不動産の相続対策! 資産をどう作り どう増やすかで決まる】をご講演いただきました。石川先生は宮城県石巻市のご出身で早稲田大学を卒業、大手不動産鑑定会社にご就職後、多数の不動産鑑定や不動産コンサルティングに従事され、セミナー事業部最高責任者、兼任取締役を経て独立。相続の専門家としてご活躍されております。本日の講演では従来の相続対策から資産承継対策が重要視されている現状をお話ししていただきました。多くの地主様が直面する土地はあるのに現金が無いために土地を売却するしかできない問題を挙げて、資産を守るための納税資金や代償金の準備が必要である事を教えていただきました。資産をどう作り、増やし、活かすのか?誰がいつ、どのように承継するのか?が非常に重要になってきます。不動産には価値と収益の二面性があるため、それをしっかり理解する事が資産管理の第一歩!不動産の価値は価格がわかりにくく相続後に問題が発覚する事が多いそうなので、不動産の管理処分権を次世代に移すための信託が重要。不動産経営には様々なリスクが伴うだけでなく、経営判断のリスクや健康リスクに対する対策も必要となってきます。将来の財産や経営を中心に相続対策を考えましょう!学生時代はラガーマンだったという石川先生ですが、不動産の相続と承継に関する多方面からのポイントを教えていただきました。具体的な対策や考慮するべきポイントもわかりやすく教えていただきましたので是非みなさまで相続対策を考えて行きましょう!
第2部では渋沢テクノ建設株式会社の社員より【長期安定収入を得る土地活用手法】についてお話しさせていただきました。その中でも本日は障害者向けの支援型事業について取り上げさせていただきました。現在、障害者の数は約1160.2万人とされてていますが、その中でも障害者グループホームの利用者数は16.7万人。障害者グループホーム供給率は約1.4%にとどまっており、今後 障害者施設の供給は障害者に対して4~5%が必要とされています。障害者施設は軽度から重度の障害者を対象にした様々なサービスが提供されていますが、その中でも特に日中サービス支援型の施設が注目されています。施設の入居率は高く平均93%に達しており、入居者の生活基盤を支える役割を果たしています。収益は主に訓練等給付費や家賃から得られ、月間の売り上げは利用者一人当たり30万円~40万円程度とされているそうです。運営会社は家賃保証や金銭管理を行い入居者の生活を支援しています。特に重度障害者向けの支援には専門的な知識や経験が必要とされていますが、障害者施設は社会貢献性も高く、資産拡大や資産運用の投資として検討してみる価値はありそうです。
次回の上毛夢俱楽部セミナーは11月10日(日)13時40分より開催いたします。会場は 高崎市岩押町のGメッセ群馬 中会議室302号室 での開催となります。受付は13時20分より開始予定です。詳細は改めてご案内させていただきますので、是非ご参加ください!みなさまのご参加を心よりお待ちしております。